規則正しく網目模様がある細かな格子柄の服などを撮影した場合に発生する、地図の等高線のようなまだら模様をモアレといいます。デジタルカメラのモアレは規則正しく配置された撮像素子が要因といわれ、銀塩カメラ(フィルムカメラ)ではこの現象は発生しません。
モアレを防ぐにはモアレの出にくいカメラアングルを探す、記録画素数を変えてみる、ピントを若干甘くするなどの方法がありますが、やはりモアレの出にくい模様の服を利用するのがベストです。
パソコンの現像ソフトや画像編集ソフトで軽減する方法もありますが、このモアレを消すのはかなり難しい作業になります。

ジャケットの布地に発生したモアレ