- 山本学先生
- (写真家・EOS学園講師)
プロフェッショナルな写真家が実際に使用しているカメラやレンズ、そのジャンル必携の装備を紹介する「プロフェッショナル・ギア」。今回は、EOS学園大阪校の講師で、キヤノンイメージゲートウェイ「四季の旬・風景写真講座──秋の『彩り』を撮る」や「写真の撮り方アーカイブ」で講師を務める写真家・山本学先生の登場です。

プロフェッショナルな写真家が実際に使用しているカメラやレンズ、そのジャンル必携の装備を紹介する「プロフェッショナル・ギア」。今回は、EOS学園大阪校の講師で、キヤノンイメージゲートウェイ「四季の旬・風景写真講座──秋の『彩り』を撮る」や「写真の撮り方アーカイブ」で講師を務める写真家・山本学先生の登場です。
Manabu YAMAMOTO's Equipment
愛車はデリカ。2台目のお気に入り車種!パジェロを数台乗り継ぐなど、クルマは長年、三菱車を愛用。こちらは納車から間もないクリーンディーゼル車「デリカD5」。撮影旅行だけでなく、ご家族など最大8人がラクに乗れるゆとりの広さもお気に入り。
シートポケットに、いまどき珍しい紙の地図ですか? と思ったら、風景写真家・故高田誠三先生の写真集。山本先生のお師匠さんであります。師匠の教えをいつもそばに!
荷室にはスチール棚「エレクター」をセット。普段は横に並べて広く使い、後部座席を使う場合、縦に重ねればコンパクトな収納が可能に!
なぜソリが? 三脚など長いものをひとまとめにして整理・運搬に便利! 雪のフィールドでは機材を載せて運ぶときに活躍します。
写真家の愛用車といえば、トヨタ「ハイエース」、三菱「デリカ」が2大勢力。山本先生はデリカ派で、多くの機材が載せられることはもちろん、ご家族での移動手段としてさまざまなシートアレンジで使えることがお気に入りの理由だとか。フルフラットシートで体を休められるのも重要ポイント。ただし、クルマで夜を明かすことはほとんどないそうです。
Field Gear
ミニマムサイズに機材満載! バッグへのこだわり山本学先生のカメラ機材を収納・運搬するキャリングバッグ類を見せていただきました。撮影期間や目的地、ねらう被写体によってバッグやケースを使い分けています。
いまいちばん愛用しているのは、米国生まれのブランド「f.64」のカメラバッグ「F64-TRM」(販売元:株式会社エツミ)。ショルダーベルト、リュックベルト、キャリーカート取り付け用ベルトループも装備。何しろ効率よく多くの機材を詰め込めます。スールケース(右の写真はリモワの63リットル)に重ねてスマートに運べるのも魅力。
「三脚は雲台を外してスーツケースに入れておくと、海外旅行などでのロストバゲージ(紛失)の心配がありませんよ」(山本先生)。
EOS 5D Mark IVなどカメラボディ2台、EF70-200mm F2.8L IS II USMなどのズームレンズをラクに収納できる。
「カメラバッグの移動可能な仕切り板を買ったまま動かさない人が多いのですが、省スペースと機材をしっかり守るためにも、自分が持っている機材に合わせてスペースを仕切り直すことが重要ですよ」(山本先生)
丸みを帯びたデザインのリュックは、Lowepro(ロープロ)「フリップサイド300」(2016年11月現在、黒色のみ。販売元:ハクバ写真産業株式会社)。EF70-200mm F4L IS USMを装着したカメラが収納可能。内部へのアクセスは背面からなので旅先での盗難防止にもなります。サイズは山本先生の背中に隠れてしまうほどコンパクト。撮影実習のときEOS学園の生徒が、「先生、今日は手ぶらですか!?」と聞いてきたとか(笑)。
山を愛する写真家に定評があるLAMDA(ラムダ)製のザック。上部気室にはカメラボディ2台が、下部気室にはズームレンズなどが余裕で収まります。
「スイスなどヨーロッパの山岳地帯の撮影では、この大容量がうれしいですね」(山本先生)
フィールドで機材を広げたり、寝そべったりしての撮影に便利なレジャーシート。
「学生時代に手に入れて以来、使い続けています。見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか(笑)」(山本先生)
山本学先生の「プロフェッショナル・ギア」、いかがでしたか? 楽しいトークで笑いがいっぱいの取材になりましたが、機材選びや機材を保護するギア選びに、プロフェッショナルの繊細なコダワリを実感しました。
キヤノンイメージゲートウェイでは、山本学先生の作品紹介や、撮り方テクニック記事を数多くご用意しています。そちらもどうぞご覧ください。
山本学先生から、直接、風景写真の撮り方を習ってみませんか?![]() 初めてEOSを購入した初心者の方から、さらにレベルアップを目指している方まで、写真を学びたい多くの方々にご満足いただける写真教室です。丁寧でわかりやすい講義と、実践的で楽しい撮影実習の両面から写真の上達を目指します。 |
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