- 工藤智道氏
- (風景写真家・EOS学園講師)
プロフェッショナルな写真家が実際に使用しているカメラやレンズ、そのジャンルならではの装備などを紹介する「プロフェッショナル・ギア」。第2回では、キヤノンイメージゲートウェイの写真講座「実践!さくらの撮り方テクニック」や「写真の撮り方アーカイブ」で講師を務めている風景写真家・工藤智道先生の登場です。

プロフェッショナルな写真家が実際に使用しているカメラやレンズ、そのジャンルならではの装備などを紹介する「プロフェッショナル・ギア」。第2回では、キヤノンイメージゲートウェイの写真講座「実践!さくらの撮り方テクニック」や「写真の撮り方アーカイブ」で講師を務めている風景写真家・工藤智道先生の登場です。
Accessories
撮影に欠かせないアクセサリー類はコレだ!これは意外なテクニック! 工藤先生から三脚ならぬ「四脚」というワザを教えていただきました。望遠レンズに三脚座にセットして三脚を立て、カメラボディを一脚でがっちり支えて4本脚に。三脚に一脚を組み合わせて、安定感を最強にする工夫です。これで超望遠レンズでもカメラブレ対策はばっちり。工藤先生の師匠、竹内敏信先生直伝のテクニックだそうです。
カメラを支えるなら3本脚より4本脚がベター。レバー操作で伸縮自在の一脚は、カメラアングルが変わっても即座に高さが変えられます。
レバー操作で瞬時に伸縮が可能!
三脚を支えるように一脚を設置
きちんと構図をつくって撮影するので、工藤先生は自由雲台よりも3ウェイ雲台を愛用。スリック社の雲台は、「もっと雲台を軽く!」という工藤先生の要望で開発されたモデルだとか。軽量かつシンプルな構造で、安定感があるのがお気に入り。
すべての使用レンズにはPLフィルターを装着。使用頻度にもよりますが、約3年で新しいものに交換しているそうです。「PLフィルターには光の反射を抑える効果があるので、空をより青く、花や木々の葉を色鮮やかに写すことができます。風景写真の撮影には欠かせないアイテムです」(工藤先生)
「PIXUS用の最高品位のプリント用紙を愛用しています。『作品』と呼べるクオリティの印刷には、欠かせない用紙です。いいカメラやレンズで撮影しても、プリントのクオリティが低ければ、せっかくの作品が台なしです。だから、プリント用紙に妥協はできません」(工藤先生)
PIXUSインクジェットプリンター写真用紙(光沢紙)のフラッグシップモデルが、写真用紙・光沢プロ[プラチナグレード]です。従来製品と比べて光沢度20%アップ、耐傷性50%アップと大きく向上。光沢感のある仕上がりは、写真のクオリティを最大限に引き出してくれます。
キヤノン最高峰写真用紙。
作品はもちろん、
大切な思い出の写真に。
写真用紙・光沢プロ
[プラチナグレード]
A4 20枚 〔PT-201A420〕
写真用紙・光沢プロ
[プラチナグレード]
2L判 30枚 〔PT-2012L30〕
Field Gear
風景写真撮影に欠かせないネイチャーフォトの撮影は、まさに自然との闘いでもあります。着用するウェアから、小道具まで、ネイチャーフォトの達人のコダワリと工夫が! 気になるアイテムを紹介しましょう。
視認性の高いウェアは、安全面からも重要。自然界にあまり存在しない明るい色、とくにオレンジ色が目立つということで、クローゼットはオレンジ色の服ばかりだとか。万が一の緊急事態(遭難など)に備えて、また、EOS学園の撮影実習の場面では、アドバイスをしてほしい生徒さんがすぐに工藤先生を見つけられるように、遠くからも目立つ服装が「吉」なのだそうです。
化学繊維のクロスが幅を利かせていますが、吸水性では昔ながらのセーム革が最強! だそうです。雨でレンズが濡れたときに重宝。
沖縄や西表島での撮影に備えて用意したという、完全防水のカメラバッグ。カヌーでの移動や、カメラを頭上に抱えて川を徒歩で渡るなど、水濡れのおそれがあるシーンで活躍!
北海道のホームセンターで購入した長靴。温かいインナー付きで、雪国での撮影に欠かせないギア。備えあれば憂いなし!
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