《プロが教える》カメラアクセサリーの選び方

《プロが教える》カメラアクセサリーの選び方パソコンも撮影ツールの仲間!
写真を快適に楽しむための
ハイスペック・
パソコン選び。

秦達夫さん

村上悠太さん

写真家・EOS学園講師

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村上悠太(むらかみ・ゆうた)プロフィール

1987年東京生まれ。 日本大学芸術学部写真学科卒業。 「人と鉄道、そして生活」をテーマに写真だけなくEOS MOVIEで動画作品も発表。 カメラセミナーをはじめ、旅行、鉄道、カメラ誌等で活躍。

EOS学園 講師プロフィールへ
2019.12.18

写真家・村上悠太さん

カメラやレンズの性能にはこだわるのに、写真を見たり現像したりするパソコンには無関心だったりしませんか? いまやパソコンは、カメラやレンズに比肩する撮影ツール。快適なフォトライフは、パワフルに働いてくれるパソコンあってこそ! 今回は、カメラ、レンズ、パソコンを「三種の神器」として使いこなす写真家・村上悠太さんに、作品づくりに欠かせないパソコン選びの極意を聞きました。

なぜ「パソコンが撮影ツールの仲間」なのか。
4つの理由!

理由1:処理速度が速いと作品づくりに集中できるから。

画像編集画面

DPP4で画像編集。パソコンのスペックが低いとパラメーターを変更してもすぐに画像に反映されずイライラ……。

撮影に集中してついついカット数が増えがちな普段の撮影。私はいつも撮影後の画像処理に有利なRAWでの撮影が基本ですが、それがゆえにパソコン作業の快適性は、カメラやレンズの性能と同様に最重視したいポイントの一つ。写真に関わる機材の一つとして、パソコンの性能にこだわらずにはいられないのです。

ノイズリダクションやデジタルレンズオプティマイザなど画像処理の高機能化が進む今ではなおさら。パラメーターを変えるたびにカーソルがクルクル回り、画像に反映されるまで待たされるようでは作業が進みません。これさえ改善できれば、ストレスのない快適な作品づくりの環境が手に入ります。これ、意外と盲点なんです。

「リアルタイムでもっと自由に画を作りたい!」

そう考えるとハイスペックでパワフルなパソコンは、より優れた作品づくりに欠かせない重要な撮影ツールの一つと位置づけられるのです。

理由2:カメラの超高画素化で画像データが巨大化したから。

紅葉

3000万画素を超えるカメラで撮影したRAWデータ。この写真の場合、44MBもの大容量に。

どの機種も3000万画素を超えてきている最近のEOSラインアップ。画素数が上がれば解像度も上がりますが、同時にデータ容量も増えていきます。さらにRAWで撮影すれば1枚約40MBなんてよくあること。

このデータをスイスイ取り扱うためにはパソコンの性能が重要!

そして最近のメディアは64GB、128GBと大容量が当たり前です。処理速度はもちろん、メディアから画像を取り込むUSBなどインターフェースの数や性能も見逃せません。

理由3:連写で増大傾向の撮影カット数に対応したいから。

連写で撮影した写真

3000万画素を超えるカメラで撮影した写真が、1秒間に約14コマも生み出される!
画像を取り込むパソコンにもパワーが必要。

動いているものを撮る鉄道や航空写真では高速連写を多用するので、撮影枚数が半端な量ではありません。

たとえばEOS M6 Mark IIでは、約3250万画素の写真データが1秒間に14コマも生み出されます。そして高画素のデータは、1枚あたりのデータ量も巨大。さらに機種によっては4K動画の撮影にも対応しているので、ここまでくるとパソコンの負荷も、いよいよ大変なことに!

ストレスフリーに仕上がりを確認、取り扱いをするためにはパワフルなパソコンじゃないと務まりません。

理由4:さらに「ノート」ならどこでも作業ができるから。

旅の写真
旅の写真

鉄道を追いかけて「走る自宅」で旅へ。車中でも本腰を入れて写真のセレクトや編集をこなすには、パワフルなノートパソコンが必要!

撮影のために各地を遠征する私の撮影スタイルは、基本的に車中泊です。出先で画像処理を行うシーンも少なくなく、それだけに自宅同様に快適作業を提供してくれるパワフルなノートパソコンが欠かせません。

撮影の合間に使うパソコンだからこそ高性能で素早い処理ができないとストレスもたまるし、寝不足になったりして撮影に影響が出てしまったら本末転倒。

つい「出先でしか使わないから」と性能を妥協しがちなノートパソコンですが、現場で使う撮影ツールだからこそ、ハイスペックを求めるべきなのです。

自分の写真を
盛りすぎてしまう!?
あるある現象
「思い出補正」とは?

「とてもいい瞬間に出合えた!」と夢中でシャッターを切って、後日ゆっくり写真を見ると「がっかり……」。そんな経験をしたことはないでしょうか?
これは私が「思い出補正」と名付けている現象。

撮影時はついつい熱くなって夢中になり、撮影後は自分の頭の中で想像を大きく膨らませてしまうため、実際の撮影結果と自分の頭の中で作りあげた「いい思い出」との間に、ギャップができてしまうためです。

これを防ぐためには、好条件のときほど冷静に撮影することが重要です。小さな液晶モニターだけを見て満足するのではなく、撮影後なるべく早い段階で、パソコンなど別のツールで画像を確認すること。これで作品を客観視できるようになります。

頭の中で「パソコンで開いたときに、どんなふうに見えるかな」と想像するプロセス
ができると、撮影時にも自分の写真を客観視するクセをつけることができます。

水鏡の写真

NG:現場での水鏡がキレイ! ということだけに着目してしまい、アップにしすぎたもったいないカット。

水鏡の写真

OK:現場で客観的に判断することで、自分の発想が広がり、限界までその場での感動を写真に残すことができます。

「撮影ツール」としての
ハイスペック・パソコンの
選び方。

ポイント1:パソコンの頭脳「CPU」の性能が優秀であること!

動画撮影の風景

動画撮影の仕事も増えています。動画の編集作業は、パワーのあるパソコンの独壇場。優秀なCPUがポイントです。

画像処理の速度の要は、パソコンの頭脳である「CPU」の性能が大事。大手半導体素子メーカー「インテル」のCPUの場合、現在では第10世代まで進化してきました。

デジタルカメラも最新のものほど画質が向上しているのと同じように、なるべく最新のCPUを搭載したパソコンが理想的です。

それに加えて、メモリの搭載量も要チェック。メモリはパソコンにおける「作業場の広さ」で、いくら高性能なCPUを積んでいても作業場が狭くては一度に多くの処理をこなすことはできません。

ポイント2:写真を正しく見るには「ノングレアモニター」が必要!

最近のノートパソコンはテカリのあるグレアモニターを搭載しているものがほとんど。画像がより鮮やかに、高コントラストで見えるためきれいに見えます。しかし、自分の顔や周囲の明かりが写り込み、長時間使用していると目が疲れます。

そして何よりも画像処理をするうえでは、シャドー部の階調が見えにくいのが難点。つまり、グレアモニターは作業に適切なモニターとは言えません。

画像処理にはテカリのない「ノングレアモニター」のパソコンが最適! さらにワイドタイプのモニターであれば、同時にいろいろなものを表示できてより快適です。

模型のヘリコプター
模型のヘリコプター

パソコン前に模型のヘリコプターを置いて実験。左がグレア。鏡のように模型が写り込んでいますが、右のノングレアモニターには映り込みがほとんどありません。

ポイント3:パワフル&安定して作業できる強力な「冷却システム」!

RAW現像では、複数枚の画像を一度にJPEGに変換することが多いものです。また動画の編集、プレビューなども長時間パソコンに負荷がかかり、CPUなどが発熱します。ファンが高速で回転しっぱなしになっても冷却が追いつかないこともあります。

パソコン選びで見過ごしがちなのが「冷却性能」。自動車のエンジンと同じくCPUも効果的に冷却をしてあげないと、パソコンがオーバーヒートして安定した動作ができないからです。

ノートパソコンのなかには携行性を優先して冷却システムが弱いものもあるので注意が必要です。次に買うパソコンは、ぜひ冷却性能にも注目してみてください。

ポイント4:写真ツールとしてのインターフェースが多彩であること!

パソコンと周辺機器を接続するインターフェースも重要です。最近はどちらかというと機能を集約して端子数を減らし、省スペース化する傾向があります。

でも、たとえばカードリーダーとポータブルメディアを接続して写真データをバックアップする場合など、現場では複数の端子が必要なケースがあるので、できる限り多くの端子があることが理想!

また、日常的に抜き差しが多いため、接触不良や物理的な故障を起こすのもこの箇所なのです。そうした視点からも端子数が多いのはとても安心です。

また、外部モニターとの接続に使うHDMI端子がパソコンに備わっている機種なら、自宅にある大型液晶テレビへの接続も簡単です。

ポイントまとめ

  • パソコンの頭脳「CPU」の性能が優秀であること!
  • 写真を正しく見るには「ノングレアモニター」が必要!
  • パワフル&安定して作業できる強力な「冷却システム」!
  • 写真ツールとしてのインターフェースが多彩であること!

村上悠太さんがおすすめするハイスペック・ノートパソコン、MSI「Prestige」シリーズ

3Dグラフィックデザインや動画編集に最適な
4Kパネル搭載クリエイターノート。

Prestige-15-A10SC-066JP

Prestige-15-A10SC-066JP

製品のポイント:
●デスクトップPC並の高い処理性能を
 ノートPCへ搭載
●メモリ32GBでクリエイティブ系ソフトが
 快適に動作
●広色域のノングレア4K液晶パネル搭載

15.6インチのノートPCにデスクトップPC並の高速処理を可能にするCPUとGPUを搭載。
薄さ15.9mm・軽さ1.6kgで持ち運びにも便利。
液晶パネルには広色域の4K液晶パネルを採用し、美しい映像表示を実現。
3Dグラフィックデザインや3D CAD、動画編集作業などさまざまなクリエイティブ作業が可能になるパワフルなクリエイター向けノートPCです。


●OS:Windows 10 Pro 64bit 
●ディスプレイ:15.6インチ、4K(3,840×2,160)、ノングレア、狭額縁デザイン 
●CPU:インテル Core i7-10710U(1.1GHz / Turbo 4.6GHz / 6コア12スレッド) 
●GPU:NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン 4GB GDDR5 
●メモリ:32GB(16GB ×2)DDR4 ●SSD:1TB(M.2 NVMe) 
●本体サイズ:356.8×233.7×15.9(mm) 
●本体質量:1.6kg(バッテリー含む)

詳しくはこちら

キヤノンマーケティングジャパンが運営する
「MSIストア」サイトへ移動します。

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超薄型・軽量で持ち運びに便利なハイスペッククリエイターノート。

Prestige-14-A10RB-255JP

Prestige-14-A10RB-255JP

製品のポイント:
●薄さ15.9mm・軽さ1.29kgで持ち運びに
 便利なデザイン
●広色域のノングレア4K液晶パネル搭載
●メモリ32GBでクリエイティブ系ソフトが
 快適に動作

高性能なCPUとGPUを搭載しつつ、持ち運びやすさを追求したクリエイター向けハイスペックノートPC。
インテル Core i7 プロセッサーと専用グラフィックス機能 GeForce MX250を搭載することで一般的なノートPCでは動作させることが難しい3Dグラフィックスデザインソフトや動画・画像編集ソフト等が快適に動作。
薄さ15.9mm・軽さ1.29kgで外出の多いクリエイターでも簡単に持ち運びが可能です。


●OS:Windows 10 Pro 64bit 
●ディスプレイ:14インチ、4K(3,840×2,160)、ノングレア、狭額縁デザイン 
●CPU:インテル Core i7-10510U(1.8GHz / Turbo 4.9GHz / 4コア8スレッド) 
●GPU:NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 
●メモリ:32GB DDR4 
●SSD:1TB(M.2 NVMe) 
●本体サイズ:319×215×15.9(mm) 
●本体質量:1.29kg(バッテリー含む)

詳しくはこちら

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3Dグラフィックデザインや動画編集に最適なクリエイターノート。

PS63-8SC-035JP

PS63-8SC-035JP

製品のポイント:
●クリエイティブ系ソフトが高速・快適動作する
 内部構成
●薄さ15.9mm・軽さ1.6kgで持ち運び可能な
 薄型・軽量デザイン
●最大16時間の長時間バッテリー駆動

3Dグラフィックデザインや3D CAD、動画・画像編集ソフトなどさまざまなクリエイティブ系ソフトが高速・快適動作するハイスペックなクリエイター向けノートPC。
薄さ15.9mm・軽さ1.6kgに加え、最大16時間の長時間バッテリー駆動により、出張やイベントなど外出の多いクリエイターでもハイスペックなPC環境を気軽に持ち運ぶことを可能にしました。


●OS:Windows 10 Home 64bit 
●ディスプレイ:15.6インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、狭額縁デザイン 
●CPU:インテル Core i7-8565U(1.8GHz / Turbo 4.6GHz / 4コア8スレッド) 
●GPU:NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン4GB GDDR5 
●メモリ:16GB(8GB ×2)DDR4 
●SSD:512GB(M.2 NVMe) 
●本体サイズ:356.8×233.7×15.9(mm) 
●本体質量:1.6kg(バッテリー含む)

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おすすめ3機種比較表

  • Prestige-15-A10SC-066JP
  • Prestige-14-A10RB-255JP
  • PS63-8SC-035JP
  • Prestige-15-A10SC-066JP
  • Prestige-14-A10RB-255JP
  • PS63-8SC-035JP

こんな人におすすめ

  • 動画も写真もバリバリ編集したい!
  • 出先でも写真編集作業がしたい!
  • 気軽に写真編集を楽しみたい!

CPUコア数が多いほど処理速度が速く快適

  • 6コア12スレッド
  • 4コア8スレッド
  • 4コア8スレッド

メモリ大きいほど一度に多くの作業ができる

  • 32GB
  • 32GB
  • 16GB

モニター自宅作業なら15.6インチが見やすく、持ち運びが多いなら14インチが便利

  • 15.6インチ
    4K(3,840×2,160)
  • 14インチ
    4K(3,840×2,160)
  • 15.6インチ
    フルHD(1,920×1,080)

グラフィックス機能グラフィックボードにはNVIDIA GeForceを搭載、ソフトが快適に動作

  • GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン
  • GeForce MX250 2GB GDDR5
  • GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン

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