すてきな愛犬写真を撮るためのワンポイントTIPS

すてきな愛犬写真を撮るためのワンポイントTIPS

すてきな愛犬写真を撮るための
ワンポイントTIPS

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プロフィール

大阪市生まれ。カナダ トロント市在住中に犬と暮らしをはじめペットの撮影を始める。2015年に(有)ドッグファーストとスタジオD1を設立。広告を中心としてペットや子供の撮影などを手掛ける。現在トイプードルのPASTEL、ノーフォークテリアのCOOPY、ジャックラッセルテリアのPOPとCOLORの四頭の愛犬と暮らしています。

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「愛犬をもっと可愛く、すてきに撮りたい!」。そんな方は、ぜひこのページをご覧ください。ドッグフォトグラファー・中村陽子さんの作品とともに、作品にこめられた工夫やアイデアをご紹介。愛犬の撮影に役立つTIPS(コツ)、撮り方のヒントがきっと見つかるはずです。

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1POINT TIPS

  • TIPS

木漏れ日を使って新緑を華やかに撮るポイントは?

木漏れ日を使って新緑を華やかに撮るポイントは?

春のお花はそろそろ終盤となってきましたね。お花が減ると少し寂しくなりますが、撮り方を工夫することで、新緑もお花に負けないくらい華やかに撮ることができます。
一見何もない公園の森でも、望遠レンズを使って撮影すると、木々の間から差し込む木漏れ日を大きな玉ボケとして写すことができます。ポイントは望遠で絞りは開放、そして見上げるような角度で撮影することです。バリアングルモニターを使って、低い位置から撮ってみましょう。下から撮ることで木漏れ日が入る面積が広がり、よりキラキラと華やかに仕上げることができますよ。

  • TIPS

ソメイヨシノと小さな犬を一緒に撮る時のコツは?

ソメイヨシノと小さな犬を一緒に撮る時のコツは?

ソメイヨシノは開花している期間が短いので、一緒に撮るのが難しいお花です。特に背丈の低い小型犬と一緒に撮る時は、お花の位置も課題の一つです。そんな時は、土手などの傾斜がある場所で撮影するのがおすすめです。高低差をいかして下から撮影することで、高い位置に咲いているお花と犬を一緒に写すことができます。

日差しが強い時間帯の撮影では、明るさを犬に合わせるとお花が白く飛んでしまう場合があります。曇りの日か、早朝などの光がやわらかい時間帯を狙うと、神秘的でソフトな雰囲気の写真が撮りやすくなります。

また、お花が咲いてから撮影ポイントを探し始めると、開花の期間に間に合わないことがあります。できればお花が咲く前に、枝が下がっていて低い位置にお花が咲きそうな木をいくつか見つけておくのがおすすめです。事前にそうした準備をしておくと、タイミングに合わせて撮りやすい場所の木を選ぶこともできますよ。

ぜひ頑張って早起きして、いつもとは違う雰囲気の写真を狙って撮影にでかけてみてくださいね。

  • TIPS

色鮮やかなお花と愛犬を撮る時、注意すべきポイントは?

色鮮やかなお花と愛犬を撮る時、注意すべきポイントは?

寒い冬が終わり、お花が咲き始めましたね! これからの季節、犬とお花を一緒に撮るシーンが増えてくると思います。春の訪れを知らせる菜の花やミモザは黄色くて可愛いお花ですが、写真の色を調整する機能「ピクチャースタイル」を使用する際に注意するポイントがあります。

お花を色鮮やかに写したい時は、くっきり色濃く写せる設定「風景」よりも「スタンダード」などの色を強調しすぎない設定がおすすめです。「風景」は山なみや青空などを鮮やかに写せる設定ですが、カラフルなお花に使うと色が濃くなりすぎて色飽和を起こし、花がひとかたまりになったように写ってしまう場合があります。

また、設定に悩んだ時はRAW形式で撮影しておくと、後からDigital Photo Professionalなどでピクチャースタイルやホワイトバランスの設定を変更して、作品を仕上げることができます。微妙な諧調を生かすために、この春はぜひRAWでの撮影にもチャレンジしてみてください。

  • TIPS

屋内でセットを組んで撮影する時に大切なことは?

屋内でセットを組んで撮影する時に大切なことは?

毎日寒い日が続きます。寒い時期はお家でセットを組んで撮影してみるのも楽しいものです。私がセットを組むときは、まずどんなイメージにしようかなと頭の中で考えます。アイディアが浮かばない場合は、素敵だなと思う写真集などを見てイメージをふくらませてみましょう。

撮りたいイメージが固まったら、まずは一番大きく写る小物を決めて、それに合わせて小さな小物の色合いや雰囲気を合わせましょう。今回は、まず犬に入ってもらうバスケットを使うことを決めました。アンティークな雰囲気に合わせて壁に貼る布を決めて、小物を準備しました。

また、構図を決めるまでは犬なしでセットを組むことも大切です。 犬を長く待たせ過ぎてしまうと、撮りたい構図が決まったころには飽きてしまって表情が悪くなるので、全体のイメージが決まってから愛犬に来てもらって撮影しましょう。

  • TIPS

海辺の風景と愛犬を美しく表現する撮り方とは?

海辺の風景と愛犬を美しく表現する撮り方とは?

お正月といえば、やっぱり富士山ということで、遠くの富士山に向かって海を越えて駆けていく愛犬たちの姿をイメージして、心のままに撮影しました。

海辺のシチュエーションでは、望遠レンズを使ってアップで「走る犬」を撮ることが多いのですが、今回は美しい風景と愛犬たちの世界を表現したいと感じました。そこで標準ズームレンズRF24-70mm F2.8 L IS USMの35mm付近を使って、少しワイドに撮影してみました。

ワイドで撮ると愛犬も富士山も画面の中ではやや小さくなりますが、35mmぐらいであれば、風景と愛犬をほどよいバランスで写すことができます。美しい日本の景色に、私も犬たちも溶け込んでいく……そんな雰囲気の写真になりました。

いつもは犬の目線に合わせて低い位置から(ローアングルで)撮ることが多いのですが、このシーンでは高い位置から(ハイアングルで)撮りました。ハイアングルにすることで、犬たちが駆け抜けた砂浜の足跡や、波打ち際に反射する美しい光、空のグラデーションまで写し込むことができます。

いつも同じ撮り方ではなく、シーンによってレンズやアングルを積極的に変えてみることが必要ですね。

  • TIPS

おしゃれな雰囲気のポートレート写真を撮るには?

おしゃれな雰囲気のポートレート写真を撮るには?

たまにはちょっとおめかしして、ポートレート写真を撮ってみましょう。たくさんの小物をにぎやかに置くのもいいですが、シンプルな背景に小物1個というのも、おしゃれな写真になりますよ。注意したいのは光のあて方です。陰影のある、おしゃれな雰囲気に仕上げるには、犬の横側から光をあてるのがコツ。お顔のどちら側を明るくするかを考えて、全体が明るくなってしまわないように光をあてましょう。

この写真では光をあてるのにストロボを使っていますが、初心者の方には、一定の光を当てつづけることができる「LEDライト(十分な光量があるもの)」がおすすめ。光のあたり方を確認しながら撮影できるので、一瞬だけ光るストロボよりも簡単です。

手ブレしてしまう場合は三脚を使用しましょう。被写体ブレを起こしてしまう場合は、ISO感度を高めたうえで、シャッター速度を速めて撮影してみてください。

  • TIPS

イルミネーション撮影で雰囲気を出すには?

イルミネーション撮影で雰囲気を出すには?

寒くなってクリスマスが近くなると、なぜかイルミネーション撮影が恋しくなりますね。
夜の撮影は光が少なく暗いため、ランタンなどでお顔を照らしてあげることで、うまく撮影することができます。 犬の顔全体を煌々と照らすのではなく、顔の片側がほんのり明るくなる程度に光をあてることで、雰囲気がある仕上がりになります。
犬の顔の方向によって見え方が変わるので、ポーズや光のあたり方に注意して撮影しましょう。

  • TIPS

駆け抜ける犬を撮るとき重要なことは?

駆け抜ける犬を撮るとき重要なことは?

走る犬を撮るときは、犬の動きに合わせてカメラを動かしながら撮影することが重要です。手ブレを気にして、カメラを動かさないように撮影すると、犬がすぐにフレームアウトしてしまいます。
シャッター速度を1/1000秒以上に設定すれば、手ブレを心配する必要はありません。犬が走るスピードに合わせて、動きを追いながら撮影しましょう。

  • TIPS

自然の中のドッグポートレート撮影は「光」がポイント!

自然の中のドッグポートレート撮影は「光」がポイント!

撮りたいイメージを頭に思い浮かべ、イメージに合った光がある場所を考えて撮影することがポイントです。この時は透明感がある優しい雰囲気にしたかったので、小川が流れる小さな森の木陰で撮影しました。
犬に直射日光が当たると、コントラストが強まり固い印象になるし、眩しさを感じた犬が目を細めてしまうこともあります。どうしても光が強すぎる時は、傘などをつかって日陰をつくり、犬に当たる光を弱めて撮影すると、撮りやすくなる場合があります。傘は撮影専用のものでなくても、乳白のビニール傘でも代用できるので、一つ持っておいても良いかもしれませんね。

  • TIPS

夕日や朝日のシーンをよりドラマティックに仕上げるには?

夕日や朝日のシーンをよりドラマティックに仕上げるには?

重要なポイントはホワイトバランスです。お昼前後の時間は主にホワイトバランス「オート」を使っていますが、夜明けや夕暮れ時の黄色みをおびた印象の写真に仕上げたい場合は、ホワイトバランスを「オート」から「日陰」や「曇り」に設定します。
「オート」では綺麗に補正されてしまうので、写真が少し白っぽく撮れてしまいますが、「日陰」や「曇り」を使って撮影すると、少し温かみがある色合いで撮影できます。 それでも黄色みが足らない場合は、ピクチャースタイルの設定での濃さをプラス気味にすることで、さらに色味を濃くすることができます。

これらの設定で、普通に写ってしまいがちな夕景や日の出のシーンを、よりドラマティックに仕上げることができますよ。

  • TIPS

ジャンプを撮るポイントはピントの合わせかた!

ジャンプを撮るポイントはピントの合わせかた!

走ったり飛んだりが大好きな子なら、高くハードルを飛んでいる姿を格好良く撮ってみたいものです。

動いている犬の写真での一番の悩みはピンボケ。せっかく撮影してもお顔がボケてしまうと、とても残念な気持ちになります。 AF方式はワンショットAFではなく、動いている被写体にピントを合わせ続けてくれる AIサーボAF または AIフォーカスAF を選択しましょう。選んだフォーカスポイントに犬の顔が重なるように注意することが重要です。

フォーカスポイントに犬の顔を合わせ続けることが難しい場合は、ハードルにピントを合わせて待ち、犬が飛び上がるタイミングを見て連写をする「置きピン」という手法を使っても良いでしょう。「動物瞳AF」がついている最新機種なら、犬の瞳や顔をみつけてフォーカスを合わせ続けてくれるので、初心者でも動いているシーンの撮影がしやすくなっています。

連写速度が選べるなら高速連写モードを選んで、たくさん撮れた中からベストショットを選びましょう。

  • TIPS

アジサイと一緒に撮るなら、思いっきりローアングルで!

アジサイと一緒に撮るなら、思いっきりローアングルで!

アジサイは低い位置にあるので、背の高い桜と一緒に撮るよりは撮りやすい花だと思います。でも、そのまましゃがんだ状態で撮ってしまうと、犬が飛んでいても低く見えたり、背景が地面や茎の部分になって、残念な仕上がりになってしまいます。
バリアングル液晶モニターを使って、下から見上げるように撮影することで、あまり高く飛んでいなくても高く飛んでいるように見えたり、背景も花でいっぱいになり、華やかな仕上がりになります。ぜひ今年のアジサイは思いっきり低い位置から狙って撮影してみてくださいね。

  • TIPS

集合写真でも絞りを開けて、自由な発想で撮ろう!

集合写真でも絞りを開けて、自由な発想で撮ろう!

並んでいるわんちゃんの集合写真、横並びに並んでいる場合でも、ピンボケを防ぐために絞りを絞って撮影している方も多いのではないでしょうか? 私の場合、横並びの集合写真は、絞りを開けて撮っていることがほとんどです。少し望遠気味で遠くから撮影することで、案外全員にピントがあってくれます。

また、全員がカメラ目線の写真ももちろんいいのですが、しばらく犬たちに任せて、それぞれの個性や動きを生かした写真も、ストーリー性があっていいものです。是非チャレンジしてみてくださいね。

  • TIPS

犬の表情・ボケ具合をイメージして撮ろう。

犬の表情・ボケ具合をイメージして撮ろう

水彩画のような景色と、花の香りを感じているような表情を意識して撮影。何枚か撮った中から、カメラ目線ではなく、どこか遠くを見ているような一枚を選びました。

花にピントが合いすぎてしまうと枝が目立ってしまうので、枝のボケ具合を確認しながら、犬に座ってもらう場所を決めました。犬の表情やボケ具合のイメージを持って撮影することで、作品の完成度が高くなります。

  • TIPS

桜と犬を可愛く撮るポイントは「逆光」。

桜と犬を可愛く撮るポイントは「逆光」。

桜と犬を可愛く撮るには、犬に座ってもらう場所が重要です。お花の色を明るく爽やかに写すには、まず桜が逆光になる向きで撮影します。次に桜の間から差し込む光が顔に直接当たらない場所に座ってもらいましょう。
強い光が顔に当たってしまうと、当たった場所が白飛びしてしまう場合があります。できれば犬のすぐ後ろあたりに日が差していると、その光に照らされて犬のエッジが明るく浮き上がって写ります。そのまま何も考えずに撮ってしまうと、お顔や花が暗く写ってしまう場合がありますので、 暗くなってしまったときにはプラス側に露出補正をしてみてください。

また毛色が黒い犬の場合は、サイズが小さくても構わないのでレフ板などを使って、目に光を入れてあげると可愛く撮れますよ。是非やってみてくださいね。

  • TIPS

黒い犬を撮るときは、目線を窓や灯りに向けよう。

黒い犬を撮るときは、目線を窓や灯りに向けよう。

黒い犬をうまく撮るには、目に光を入れることが重要です。窓や灯りがある方向に視線を向けさせると、目の中にキャッチライトが入って目がキラキラと輝いて見えます。

また、黒い犬をAVモードを使って大きめに撮影すると、カメラが「この場所は暗い」と判断して、明るく写してしまう場合があります。毛色が白っぽくなってしまった場合はマイナス側に露出補正するか、マニュアルモードで絞りやシャッタースピード、ISOなどを決めて、明るさを固定して撮ると、安定した明るさで撮ることができます。

  • TIPS

背景を大きくぼかすために、二頭の顔を揃えよう。

背景を大きくぼかすために、二頭の顔を揃えよう。

明るいうちにこの場所を通りかかり、日没するまで待って撮影しました。 理由は、この青くて美しい藍色の空を写したかったからです。 ホワイトバランスはオートを使っていますが、なかなか良い色合いで表現できました。

背景の建物の灯りを大きくぼかしたかったので、 使ったレンズはRF85mm F1.2 L USM絞りは開放のF1.2を選択。この絞りでは、犬が前後すると、どちらかの犬がボケてしまうので、二頭の顔の位置が揃うように立ってもらい、自分も動いて、犬たちの顔の位置が揃う場所を探して撮影しました。
50mmでも撮ってみましたが、近づくことによって片方の犬がボケて写ってしまうので、少し被写体から距離をとれる85mmを使った方が、2頭の犬にピントを合わせやすくなります。

  • TIPS

霧をしっかり写して、幻想的な雰囲気に!

霧をしっかり写して、幻想的な雰囲気に!

激しい雨が過ぎ去った後の湖。
急に気温が下がり、水の温度より気温の方が低くなると、湖面に湯気があがりはじめる。
その幻想的な風景の中を静かに歩く、グレートピレネーズ。

霧をしっかり写すためには、アングルに注意が必要です。ローアングル過ぎると、犬と霧が重なりすぎて霧が目立たなくなってしまいます。また、犬の顔が暗くならず、霧も明るくなりすぎない、適正な露出を探す必要があります。EOS R5のようなミラーレスカメラなら、EVF(電子ビューファインダー)で見ながら撮れるので、瞬時に的確な露出を決めることができます。本当に便利になったと感動しながら撮影した一枚です。

  • TIPS

ハロウィンフォトを演出する3つのアイデア。

ハロウィンフォトを演出する3つのアイデア。

10月といえばハロウィン。
オレンジのカボチャも良いけれど、クールハロウィンで、落ち着いたイメージで撮影してみました。

まずセットを組む場所は、平らな場所よりも少しこんもりと丘のようになっている場所を選ぶことで、丘がひな壇のようになり、地味な色であっても立体感が生まれます。
また、ランタンは天然の木を使って、お顔にライトが当たる高さに立てました。
EOS R5なら、しっかりと瞳AFが効いて、ランタンの明かりだけでも撮影することができます。
背景に玉ボケが入るように、遠くの街灯が入る場所を探してセットを組み、華やかに仕上げました。

「すてきな愛犬写真を撮るためのワンポイントTIPS」いかがでしたか? このページで紹介した作品はすべて、中村陽子さんがプロデュースする愛犬写真サイト「DOG PHOTOGRAPHERS」のトップを飾った写真です。
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