
本コンテンツは「キヤノンフォトサークル」との特別タイアップ記事です。 バックナンバー
EOS 5D Mark IV EF200mm F2L IS USM F2・0.4秒・ISO12800
この作品はISO12800、絞りF2、シャッター速度0.4秒、ライブビューAFで撮影しました。目視できないほどの暗さです。しかし、高感度で撮影してもノイズが気にならないだけでなく、発色やコントラストも十分満足のいくものとなっています。ブレ具合をライブビューで確認しながら撮影しました。
EOS 5D Mark IV・EF24-70mm F4L IS USM・F5.6・1/125秒・ISO3200
慣れ親しんだファインダー撮影のスタイルも快適です。AFユニットはEOS-1D X Mark IIにも搭載されている61点高密度レティクルAF IIが採用されていて、動きの速い動物を撮影対象とするシーンでもしっかりとピントを合わせてくれます。子ザルの目にフォーカスエリアを合わせ、表情を見ながらシャッターを切りました。
61点高密度レティクルAF II
61点のAF測距点はEOS 5D Mark IIIから上下方向へワイドな配置となり、被写体をとらえやすくなっています。
EOS 5D Mark IV・EF16-35mm F4L IS USM・F11・1.6秒・ISO3200
フィールドではカメラの作動音は小さいにこしたことはありません。大型の動物であっても音には敏感で逃げてしまうものもいます。ホンドテンがサルの使う尾根道を歩くことを突き止めたので「ソフト1枚撮影」モードにして、ホンドテンの動きに影響が出ないように注意して撮りました。
ソフト1枚撮影
ドライブモードには撮影音を抑えることができる「ソフト1枚撮影」「ソフト連続撮影」モードがあります。
●高感度画質や諸機能までトータルの高性能が魅力です
私にはEOS 5D Mark IVのスペックはどこか控えめに見えます。常用ISO感度が32000となっているのはその一つです。このカメラの高感度性能は素晴らしく、今までは躊躇していた高感度域も積極的に使用できます。すでにカメラ誌のグラビアで高感度撮影したヒグマの作品を掲載しました。掲載作品はISO10000を超える高感度で撮影しましたが、ノイズの気にならない緻密な描写を見せてくれました。これは約3040万画素フルサイズCMOSセンサーの高精細な画質と高感度特性とのバランスのよさの賜物だと思います。また、闇夜のフィールドにはその存在を周囲に知られないようにするため気配を消し、移動するときの音さえほとんど発しない生きものもいます。音のない世界では大きなシャッター音は致命的です。そのような撮影においてはシャッター音を極力抑えた「ソフト1枚撮影」が役に立ちました。
トータルバランスという数値に表れない性能の追求が成されたからこそ、主力カメラにふさわしい一台になったのだと感じました。
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初代EOS 5Dの登場から11年。EOS 5D Mark IIIの登場からおよそ4年半の歳月を経て、まさに満を持して登場するのが、EOS 5Dシリーズ4代目となる「EOS 5D Mark IV」。「待っていました!」という方も、「ついに出ちゃったか!」という方もいらっしゃるのでは? すべての方に確かめていただきたい熟成の進化を遂げたニューモデルです。ぜひチェックを!
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