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AF、画質、ライブビューなどあらゆる面で進化を遂げて登場したフルサイズ一眼レフカメラ、EOS 5D Mark IV。
今回は動物写真家、福田幸広氏が暗い状況など厳しい条件下での撮影の使用感をレポートします。
EOS 5D Mark IV・EF200mm F2L IS USM・F2・1/10秒・ISO10000
ブラインドの中でヒグマの出現を息を殺しながら待っていると、日没後真っ暗になる寸前に姿を現しました。目視するのがやっとで、ファインダー撮影は厳しい状況でした。ライブビューに切り替え、AFで素早くピント合わせ。正確なAFにより満足のいく撮影ができました。
低輝度限界-4EVの性能をもつライブビューAFは、暗い森や朝夕の野生動物の撮影において、大きなアドバンテージです。さらにサーボAFでの連写中には、撮影カットがわずかな時間ですが画面表示されますので、ブレの効果などを確認しながら撮影できるメリットもあります。
私はこれまでライブビューAFは動物撮影で使うという意識があまりありませんでした。しかし、それが大きく変わったのが、晩秋のフィンランドでのヒグマ取材です。ヒグマは薄暮から日没後に活発に動きます。日が沈むと急速に暗くなり、ファインダーではとらえにくくなってしまい、これまでは撮影ができませんでした。
しかし、EOS 5D Mark IVのライブビューで撮影してみると、しっかりと背面液晶にクマの姿が浮かび上がったのです。さらに低輝度限界-4EVのAFにより、正確にピントが合いました。「これなら撮影できる!」と確信した瞬間でした。
また、タッチパネルの採用で、画面に触れるだけでピントが合い、瞬時に撮影が可能。暗所ではピントが合うだけでも素晴らしいことですが、サーボAFでヒグマの動きに合わせてピントを合わせ続けることもできます。このカメラでなかったらこの秋のヒグマ撮影は成立しなかったでしょう。今回の撮影では、過去にここを訪れた写真家の作品にはない初めてのイメージを表現できたのです。
EOS 5D Mark IV・EF16-35mm F4L IS USM・F10・2秒・ISO1600
30.4MピクセルにアップしたCMOSセンサーにより、EOS 5D Mark III以上に高精細で緻密な写真が撮れるようになりました。サルの顔の細かなしわや傷、背景となる木々や落ち葉まで緻密に再現されています。写真展での大判プリントを前提にしたカットにも果敢に挑戦できます。
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初代EOS 5Dの登場から11年。EOS 5D Mark IIIの登場からおよそ4年半の歳月を経て、まさに満を持して登場するのが、EOS 5Dシリーズ4代目となる「EOS 5D Mark IV」。「待っていました!」という方も、「ついに出ちゃったか!」という方もいらっしゃるのでは? すべての方に確かめていただきたい熟成の進化を遂げたニューモデルです。ぜひチェックを!
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