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風がない夜は水面に映る被写体にも注目しよう
大桟橋に停泊している飛鳥Ⅱと、みなとみらいの高層ビル群を、超広角の画角で切りとりました。船首のところに高層ビル群を少しだけ入れたのが、この構図のポイント。やって来る客船は、大桟橋の公式ホームページで確認できます。高層ビル群を入れる場合は、窓に明かりがたくさん灯っている平日がよいでしょう。
EOS 5D Mark IV・EF16-35mm F2.8L III USM(焦点距離16mm)・絞り優先AE(F11・2.5秒)・ISO200・WB白色蛍光灯・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:横浜港 大桟橋

高層ビル群は窓の明かりが多い平日に撮ろう
風のない夜は水鏡がねらい目。水面に映り込んだ光り輝く街並みが、夜景写真の魅力を倍増させます。港街・横浜では、水辺を入れて撮れる場所がたくさんあるのですが、水鏡をねらうのなら運河や港の奥など、風や波の影響を受けにくい場所がいいですね。
EOS 5Ds R・EF16-35mm F4L IS USM(焦点距離23mm)・絞り優先AE(F11・13秒)・ISO100・WB白色蛍光灯・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:横浜港 万国橋

展望室から眼下の夜景をワイドに撮ってみよう
いつもは被写体として写されるランドマークタワーですが、その展望台からヨコハマの街を16mmの超広角側で撮ってみました。みなとみらい地区の北側はビルやマンションが立ち並ぶ未来都市。空が澄んでいるので右手はるか先には東京タワーが小さく見えます。窓の手前は台になっているので、そこにカメラを直接置いて撮りました。
EOS 5D Mark III・EF16-35mm F4L IS USM(焦点距離16mm)・絞り優先AE(F11・15秒)・-1/3補正・ISO200・WB白色蛍光灯・撮影:川北茂貴
撮影地:横浜ランドマークタワー展望室
ポイントまとめ
横浜港はライトアップされたレトロな建物と近代的な高層ビル群、それに船が主役。それらを海と組み合わせて、ロマンチックな港町の夜景を撮ってみましょう。高層ビル群は窓の明かりが多い平日に撮れば華やかになります。
1)風がない夜は水面に映る被写体にも注目しよう
2)高層ビル群は窓の明かりが多い平日に撮ろう
3)展望室から眼下の夜景をワイドに撮ってみよう
写真・解説 川北茂貴
動画でわかる!
川北茂貴先生の夜景撮影テクニック
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