トワイライト/作品1

空が澄んでいる日をねらって撮りに出かけよう

2016年7月にオープンした新名所の観覧車「Redhorse OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」を、中国自動車道を行きかう車のライトを光跡にして撮ってみました。ここは道路を跨ぐモノレールが特徴的なので、やって来たモノレールも光跡にしてみましょう。トワイライトの空の明るさのときにモノレールが来れば撮影チャンスです。

EOS 5Ds R・EF24-70mm F4L IS USM(焦点距離38mm)・絞り優先AE(F11・10秒)・+1/3補正・ISO100・WB白色蛍光灯・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:大阪府 吹田市万博記念公園

トワイライト/作品2

空と街明かりの明暗差を意識して撮ろう

浅草寺の宝蔵門と五重塔。この時間はもう本堂は閉まっていますが撮影は可能です。建物はライトアップで照らされて明るいので、空の明るさとのバランスを考えて撮りましょう。広角側で門の左手に吊るされた大きな草鞋も入れてみました。

EOS 5D Mark III・EF16-35mm F4L IS USM(焦点距離23mm)・絞り優先AE(F11・3.2秒)・-1 1/3補正・ISO200・WB白色蛍光灯・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:東京都台東区 浅草寺

トワイライト/作品3

人気撮影地では早めに行って夕景も撮ってみよう

日本でもっとも混雑する人気展望室の一つが、ここ文京シビックセンター。この夜も新宿の高層ビルと富士山をねらいに多くの写真愛好家が集まっていました。ここは三脚禁止ですので、カメラを窓ガラス手前の台の上に直接置いて撮影します。窓は上部が外側に傾いて取り付けられていますので、うまい具合に室内の反射が写り込まないので撮りやすいです。早めに出かければ、夕景からトワイライトへの移ろいを撮影することができます。

EOS 5Ds R・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(焦点距離271mm)・絞り優先AE(F11・4秒)・ISO200・WB白色蛍光灯・撮影:川北茂貴
撮影地:東京都文京区 文京区役所

ポイントまとめ

トワイライトの空の撮影は、空が澄んだ湿度の低い日の日没から30分前後がねらい目です。肉眼では空と街の明るさのバランスがよくても、カメラではまだまだ明暗差が大きいので、それより5~10分後の空が真っ暗になる直前の時間帯に撮ることをお勧めします。

1)空が澄んでいる日をねらって撮りに出かけよう

2)空と街明かりの明暗差を意識して撮ろう

3)人気撮影地では早めに行って夕景も撮ってみよう

写真・解説 川北茂貴

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