ジャンクションの撮影テクニック

ジャンクション/作品1

荒川に架かる江北ジャンクションを、河川敷に降りて撮影。ヘリコプターから見た場合のことを考えてでしょうか、そこには「首都高速」と大きく書かれていたので、その文字も入れて広角でジャンクションの全体を入れました。絞りを絞ったので、上部の3つの明るい街灯から四方に光芒が伸びて、印象的な効果になりました。

EOS 5D Mark IV・EF24-70mm F4L IS USM(焦点距離24mm)・絞り優先AE(F11・13秒)・-2/3補正・ISO320・WB白色蛍光灯・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:東京都足立区 江北ジャンクション

ジャンクション/作品2

直径がとても大きな巨大ジャンクションを少し離れたところから撮りました。ちょうど川が流れていたので、水面に写る姿も入れて長時間露光。肉眼ではもっと暗いので、ISO感度を1250まで上げました。最近のカメラは優秀なので、この程度の高感度では画質はびくともしません。

EOS 5Ds R・EF16-35mm F4L IS USM(焦点距離16mm)・絞り優先AE(F11・30秒)・+2補正・ISO1250・WB色温度(2700k)・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:京都府久御山町 久御山ジャンクション

ジャンクション/作品3

幾層にも重なる高架道路のうち、いちばん上を大きく入れたかったので縦位置の構図にしました。このように被写体や表現意図に応じて、縦位置でも積極的に撮ってみましょう。高架の裏面は鉄骨や配管など複雑な構造になっていますので、重厚な巨大構造物としての魅力にあふれています。

EOS 5Ds R・EF16-35mm F4L IS USM(焦点距離19mm)・絞り優先AE(F11・30秒)・+1 1/3補正・ISO200・WB白色蛍光灯・三脚使用・撮影:川北茂貴
撮影地:兵庫県尼崎市 尼崎末広インターチェンジ

ポイントまとめ

工場夜景とともに、いまマニアの間でブームなのが、幾層にも重なった姿が迫力のジャンクション夜景。工場夜景とともに被写体が大都市限定ではないので地方でも比較的撮りやすい被写体です。土地が広い場所では立体交差が少なく平面的な構造が多いので、そのような場合は俯瞰で撮るようにしましょう。

1)都会や近郊では近寄って超広角レンズで撮ろう

2)見下ろせる場所があれば俯瞰で光跡を入れてみよう

3)被写体探しは地図を見て、道路のグルグルを探そう

写真・解説 川北茂貴