ススキ/作品1

穂が風になびき同じ方向を向いたときに撮ろう

ススキを撮るときのポイントの1つは、軽く吹いている風になびく姿を撮ることです。天使の羽のような穂が風に揺れることで、同じ方向に並んでリズム感が出てくれます。もし風がなければ、穂があちらこちらに向いてしまい、まとまりが出ません。

EOS 7D・ EF70-200mm F2.8L IS USM(焦点距離320mm ※フルサイズ換算)・絞り優先AE(F2.8・1/400)・ISO200・WB太陽光・撮影:山本学
撮影地:神戸市立森林植物園

ススキ/作品2

色が濃い、もしくは暗い背景を探して引き立てよう

理想的な光はサイド光や逆光です。ススキの穂は白っぽいので、背景が暗い、もしくは濃い色であることが重要です。さらに光に照らされていなければ立体感がなくなりベタッとして、輝いている感じが出ません。 構図としては、穂がなびいている方向に空間を開けるのがベターでしょう。

EOS 7D・EF16-35mm F2.8L USM(焦点距離25mm ※フルサイズ換算)・絞り優先AE(F8・1/160)・ISO200・WB太陽光・撮影:山本学
撮影地:神戸市立森林植物園

ススキ/作品3

穂が輝いて見える角度を探して撮ろう

ススキを撮るときは光の方向を読むこと。また、リズム感や流れを出すために風を待ち、穂が同じ方向になびくときがシャッターチャンス。晴れた日はススキの撮影に出かけましょう!

EOS 7D・EF70-200mm F2.8L USM(焦点距離248mm ※フルサイズ換算)・絞り優先AE(F11・1/40)・-1補正・ISO100・WB太陽光・撮影:山本学
撮影地:奈良県 曽爾(そに)高原

ポイントまとめ

ススキを撮るときは光の方向を読むこと。また、リズム感や流れを出すために風を待ち、穂が同じ方向になびくときがシャッターチャンス。晴れた日はススキの撮影に出かけましょう!

1)穂が風になびき同じ方向を向いたときに撮ろう

2)色が濃い、もしくは暗い背景を探して引き立てよう

3)穂が輝いて見える角度を探して撮ろう

写真・解説 山本学

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