スイセン(水仙)の撮影テクニック

スイセン(水仙)作品1

スイセンはひとつの茎から複数の花をつけるので、1/4を目安にフレーミングするとスッキリします。それを実現するにはほかの花よりも背の高い花を選ぶことですが、もうひとつ、葉が写るとごちゃごちゃした印象になるので、葉よりも背の高い花を選ぶのがポイントです。また、最初はあまり花がたくさん咲いていないもののほうがフレーミングしやすいでしょう。

EOS 7D・EF100mm F2.8L マクロ IS USM・1/100・F4・+2/3補正・ISO100・WB太陽光・撮影:並木隆

スイセン(水仙)作品2

スイセンの花期は比較的長く、都内では紅葉が終わるくらいから見ることができます。花だけでなく、背景にそれらの色を取り込むと季節感を演出することができます。これはイチョウの葉の落ち葉を背景にしていますが、落ち葉なので鮮やかな黄色というわけにはいきませんが、それでも1月や2月にはこのような色がないので、積極的に取り込んでみましょう。

EOS 6D・EF100mm F2.8L マクロ IS USM・1/250・F2.8・+2/3補正・ISO125・WB太陽光・撮影:並木隆

スイセン(水仙)作品3

複数の花が左右に向いて咲くので、花がたくさんついているスイセンほど難易度が高くなります。基本は、花数の多いほうに空間ができるようフレーミングしましょう。また、白い花は全般的に白飛びしやすいので、直射日光の当たらない日陰に咲いている花を選びます。背景も薄暗い日陰の木々を選ぶと真っ暗になってしまうので、アングルを下げて木漏れ日などを取り込んで変化をつけましょう。

EOS 7D Mark II・EF100mm F2.8L マクロ IS USM・1/400・F3.5・ISO100・WB太陽光・撮影:並木隆

ポイントまとめ

12月から翌年の2月くらいまで、品種によっては4月くらいまで見ることのできるスイセンは、大きさも花つきもさまざま。複数の花をつけるこのタイプは、付け根が見えない、花の向きができるだけそろっているものを選びましょう。

1)画面整理のコツは葉より背の高い花を選ぶこと

2)色鮮やかな背景で白い花を引き立ててみる

3)直射日光の当たらない日陰に咲く花をねらう

写真・解説 並木隆

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