旋回の撮影テクニック

旋回作品1

旋回シーンをねらえば「空撮」のような写真をものにすることができます。こういった写真が撮れる場所は限られていて、一例を挙げると、伊丹空港の離陸を伊丹市昆陽池公園付近、南風運用時の成田空港の着陸を茨城県稲敷市付近、それ以外にも函館空港や新千歳空港周辺でもチャンスがあります。
青空バックの気持ちの良いカットが撮れたときは最高の気分です。ただし超望遠レンズ必須なので、一脚か三脚があったほうがよいでしょう。

EOS 7D Mark II・EF600mm F4L USM(焦点距離:960mm ※フルサイズ換算)・1/2500・F8・ISO500・WBオート・撮影地:茨城県稲敷市・撮影:チャーリィ古庄

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旋回作品2

旋回する機体をずっと追いかけていくと、機体が雲に入る場合があります。雲の形やタイミングにもよりますが、飛行機の下に雲が来れば、雲の上を飛行中のようなイメージにもなるほか、ベーパー(水蒸気)が出るチャンスもあります。
気温が高くなる日は大気のゆらぎが出て解像度が落ちてしまいます。そういう日は空気がクリアな早朝が勝負。私は夏の朝、コンディションが良ければ午前9時までに旋回撮影を終えるようにしています。

EOS 7D・EF600mm F4L USM(焦点距離:960mm ※フルサイズ換算)・1/1250・F8・ISO200・WBオート・撮影地:茨城県稲敷市・撮影:チャーリィ古庄

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旋回作品3

逆光で雲の上を飛行機が通過すれば、飛行機の影が雲に映り、面白い写真が撮れることがあります。そのため低い薄い雲が出てきたら、あえて逆光で飛行機がシルエットになる立ち位置に移動して、飛行機の影シーンをねらってみるのもよいでしょう。タイミングが合えばこんなカットが撮れることもあります。

EOS 1DX・EF100-400mm F4.5-5.6IS USM II(焦点距離:158mm)・1/1250・F8・ISO200・WBオート・撮影地:茨城県稲敷市・撮影:チャーリィ古庄

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※マップの位置情報は、撮影位置の参考情報です。正確な緯度・経度を示すものではありません。

ポイントまとめ

旋回の撮影は、超望遠レンズが必要なのと、場所を探すのもなかなかたいへんなので、中・上級者向きかもしれません。でも、あまり他の人がねらわないだけにオリジナリティあふれる写真が撮れるチャンスがあります。超望遠レンズをお持ちの方は、ぜひトライしてみてください。

1)飛行機が「斜め」になる場面をねらおう

2)空気がクリアな朝の時間帯が「旋回」撮影の勝負

3)逆光旋回時には機体が雲に影となるシーンをねらおう

写真・解説 チャーリィ古庄

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