着陸の撮影テクニック

着陸作品1

飛行機の斜め後ろ姿、バックショットもなかなかカッコいいもの。とくに絵になる背景であれば、その場所の雰囲気を伝えることができます。また、少し離れた位置から望遠レンズでねらえば、圧縮効果(メインと背景の距離感をなくした望遠レンズ特有の効果)も期待できるでしょう。
写真は日没後ですので、軽く流し撮りをしながら、東京の夜景をバックに入れてみました。

EOS 7D Mark II・EF600mm F4L IS II USM(焦点距離:960mm ※フルサイズ換算)・1/80・F4・ISO12800・WBオート・撮影地:浮島町公園・撮影:チャーリィ古庄

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着陸作品2

滑走路端に花などがあった場合は「前ボケ」に挑戦してみましょう。離陸でも使える手法ですが、着陸のほうが撮りやすいでしょう。というのは、着陸時は飛行機がだいたい同じ位置を通過するため、確実にねらえるからです。
ピントは飛行機が通る位置に置いて、AFが作動しないようにマニュアルに設定します。露出は±0か+1/3など少々明るめがよいでしょう。あとは飛行機が来たことを想定して構図を作れば、ステキな作品が撮れるでしょう。

EOS-1D X・EF24-105mm F4L IS USM(焦点距離:80mm)・1/1600・F7.1・ISO1000・WBオート・撮影地:成田空港B滑走路北側・撮影:チャーリィ古庄

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着陸作品3

飛行機が滑走路に接地する瞬間は、止まっているタイヤが、およそ時速200kmのスピードで滑走路に接触して回転し始めます。自動車のABS(アンチロック・ブレーキ・システム)と同じ仕組みで、一気に時速10km程度までスピードダウンさせます。もちろん機体重量の衝撃もあり、一瞬白煙(タイヤスモーク)が上がりますが、そのタイミングでシャッターを切れば「動感」が表現できるでしょう。
位置は斜め前でも真横でも後ろでもかまいません。小型機よりは大型機の方がスモークも多めに出ます。

EOS 7D Mark II・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(焦点距離:640mm ※フルサイズ換算)・1/1000・F7.1・-1/3補正・ISO200・WBオート・撮影地:鹿児島空港滑走路南端・撮影:チャーリィ古庄

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※マップの位置情報は、撮影位置の参考情報です。正確な緯度・経度を示すものではありません。

ポイントまとめ

初心者がねらいやすいのは着陸です。便数が多い空港の着陸コースによい撮影場所を見つければ寄り、引き、手前に花を入れるなど、さまざまな絵がねらえます。

1)飛行機のバックショットを望遠レンズでねらおう

2)滑走路手前に花があったら「前ボケ」にしてみよう

3)着陸の瞬間に出る「タイヤスモーク」をねらおう

写真・解説 チャーリィ古庄

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