ボーイング787の撮影テクニック

ボーイング787作品1

ANAが世界で初めて運航を開始したボーイング787型機は、世界の航空会社で運航されるようになり、日本の国内線から長距離国際線まで活躍しています。そんな機体の特徴を写真で表現するなら、まずは従来の飛行機よりも大きくしなる翼です。
離陸の際、風を受けると後ろに流れるように美しくデザインされた翼は、鳥のように上へと持ち上がっていきます。そのしなりと翼の形をズームアップで表現してみましょう。
写真は斜光で旋回したタイミングでシャッターを切り、繊細そうな翼の形を表現してみました。

EOS 70D・EF70-300mm F4-5.6L IS USM(焦点距離:320mm ※フルサイズ換算)・1/640・F6.3・ISO200・WBオート・撮影地:千葉県印旛郡栄町・撮影:チャーリィ古庄

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ボーイング787作品2

従来、飛行機の赤く光る衝突防止灯は閃光型の電球でしたが、787型機からLEDライトに変更されています。とくに夕方から夜のシーンは、衝突防止灯の赤い光が輝くことにより動きも表現できますし、アクセントにもなります。
LEDは発光時間が長いので閃光タイプよりかなり撮影しやすいですが、ここではひと工夫して、夕刻の着陸機で衝突防止灯の赤い光がエンジンに写るタイミングでシャッターを切ってみました。

EOS 7D Mark II・EF400mm F2.8L IS II USM(焦点距離:640mm ※フルサイズ換算)・1/500・F3.2・ISO1600・WBオート・撮影地:千葉県芝山町・撮影:チャーリィ古庄

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ボーイング787作品3

ボーイング787は「シェブロンノズル」と言って、エンジン後部がギザギザに波打っている特徴があります。これを表現する場合、斜め後ろからドーンとアップで迫りエンジンを見せるアングルで切り取ると、波型に目がいくような絵が撮れるでしょう。写真は雨の日ですが、シェブロンノズルとうっすらとした排気を表現してみました。

EOS 7D・EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM(焦点距離:264mm ※フルサイズ換算)・1/400・F8・ISO400・WBオート・撮影地:キング郡国際空港(シアトル)・撮影:チャーリィ古庄

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※マップの位置情報は、撮影位置の参考情報です。正確な緯度・経度を示すものではありません。

ポイントまとめ

ヒコーキ写真の初心者にとって、ボディに「787」と書かれていないと787だと判別するのが難しいですが、時刻表で調べたりLEDの点滅を確認したりするうちに見分けられるようになると思います。ぜひ人気の787を撮影しに出かけてみましょう。

1)ボーイング787に特徴的な翼のしなりと影をねらおう

2)LEDの衝突防止灯で動きを表現しよう

3)ギザギザの「シェブロンノズル」は背後からねらおう

写真・解説 チャーリィ古庄

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