「ピピッ」とピントが合う音が鳴っているのにファインダー内の映像がぼやけて見える… 裸眼でのぞくと被写体や数値がよく見えない… そんなときは「視度調整」が必要です。「視度調整」とは、自分の視力に合わせてファインダーが鮮明に見えるように調整すること。その調整方法をカンタン解説します!
EOS Kiss X10の場合
EOS Rの場合
視度調整に対応した機種では、ファインダーの近くに「視度調節つまみ」が配置されています。ファインダーをのぞきながら、このつまみを〈+〉や〈ー〉の方向に回して調整を行います。
つまみが回しにくいときは、アイカップを取り外すと改善される場合があります。機種によりますので使用説明書をご確認くださいね。
EOS Kiss X10の場合
視度調整では、ファインダーに表示されるAFフレームや数値がくっきり見えるように調整するのがポイントです。
左は(ちょっと極端ですが)視度が合っていない状態です。ファインダーの映像がこんなにぼけていたら、ピントが合っているのかどうかも分かりませんよね。視度調整を行うことで、ピント合わせがより確実にできるようになります。
このように、つまみを回すだけのカンタン操作でカメラの快適さが変わるのが「視度調整」です。対応機種をお使いなら、ぜひ済ませておきましょう。視力に合った、見やすいファインダーで撮影をお楽しみください!
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