

- 講師:斎藤裕史
- 詳細プロフィール
1968年、千葉県松戸市生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、関西を拠点に雑誌、広告等の撮影を行っている。現在は写真教室や撮影会の講師も務めアマチュア指導にも力を入れている。作品集に『WHITE MESSENGER SWAN』、著書に『わっ、撮れた! 夜景・イルミネーション編』ほかシリーズ3作、『明日、撮りたくなる写真』(すべて日本写真企画)がある。EOS学園大阪校講師。
EOS 5D Mark II・EF24-105mm F4 L IS USM・絞り優先AE(F8・15秒)・-1/2補正・ISO200・ホワイトバランス:オート・ピクチャースタイル:風景
大阪・住之江区南港、大阪府咲州庁舎展望台「コスモタワー」。55階、地上252mからの夕景は、まるでSF映画のワンシーンのような光景です。
晴れ、曇り、雨。どんな天気でも夕暮れの風景は美しいもの。もっとも魅力的なのはやはり晴れた日の西の空。西の果て(地平線や水平線付近)から空の上までのグラデーションは、ため息が出るほどの美しさです。そこに雲の脇役が加われば、なおよし。
「夜景撮影」をするとき、本当の夜間に撮影してしまうと、空は真っ暗な「ものを言わない無駄な空間」になってしまいます。ねらい目は、日没後の「マジックアワー」。さて、そのベストな時間帯は、日没の何分後に訪れるでしょうか?
プロの一手、その答えは・・・