種清豊先生が選んだ「第2回 傑作ヨキネタ写真展」

発見!ヨキネタ写真SPECIAL

ヨキネタマスター:写真家・種清豊先生が選んだ

「第2回 傑作ヨキネタ写真展」
写真家・種清豊先生

ヨキネタ写真とは、「えっ、これどうやって撮ったの?」という驚きのあるオモシロ写真のこと。会員の皆さまから続々届いているヨキネタ写真の傑作を写真家・種清豊先生のピックアップでご紹介する傑作選の第2回。さっそく不思議ワールドが展開します!

種清豊先生のプロフィールを見る>
写真家・種清豊先生

種清豊

1982年、大阪府生まれ。京都産業大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、写真家・竹内敏信氏のアシスタントを経て独立。主に日本各地に残る明治、大正、昭和初期のクラシックな素材を求めて撮影中。また、人物撮影や、デジタルカメラ専門誌、カメラ専門誌での執筆活動も行っている。

発見

いったいコレナニ!? 不思議物体の正体とは?

いったいコレナニ!? 不思議物体の正体とは?

わったさん「小宇宙」

種清先生の目にとまったこちらの写真、タイトルは「小宇宙」。無重力空間を浮遊するナゾの物体でしょうか!? 種清先生と作者との対話でヒミツが明らかに!

答えはこちら

種清先生:

「これは何だろう!?」というのが率直な感想でした。謎の透明感で発光しているようにも見えますね。どうやって撮ったのですか?

わったさん:

素材は「アイロンビーズ」という100円ショップで売っているおもちゃです。透明なケースの中にビーズを積み重ねて、EF24-70mm F4L IS USMの簡易マクロ機能で撮影しました。そのままでもカラフルでよかったのですが、画像処理ソフトでトーンカーブをいじりました。レタッチ前のオリジナル画像がこちらです。

別撮り いったいコレナニ!? 不思議物体の正体とは?

種清先生:

オリジナルの段階でもカラーバランスが偏っているように見えて、これはこれで面白い写真ですね。

わったさん:

身近なものでも、撮り方やレタッチによってまったくイメージが変わるとは想像しておらずビックリです。不思議な浮遊感と色合いになったことがお気に入りのポイントです。

種清先生:

発見や工夫によって、写真の可能性が広がることに気づいて撮影を楽しんでいらっしゃるのですね。

身近なモノでも見方を変えれば
不思議で面白い写真になる!
POINT
身近なモノでも見方を変えれば
不思議で面白い写真になる!
発見

時空の断層? シルエットの映り込みが、どうして?

時空の断層? シルエットの映り込みが、どうして?

nutsさん「幻想」

2点目は湖面に反映する樹木……と思いきや、反射像がスライドしている不思議写真。種清先生が作者nutsさんにヒミツをインタビュー!

答えはこちら

種清先生:

影絵のように浮かびあがる樹木の姿がとても不思議ですよね。画像合成されて作りあげたイメージだと思うのですが・・・・・・?

nutsさん:

1枚の画像を 180度ひっくり返して合成してみました。上部は明るく下部は真っ暗になるように撮り、回転0度と180度回転した画像の2枚をキヤノンのRAW現像ソフト「DPP(Digital Photo Professional)」の「比較明合成」で合成したのです。

種清先生:

反転させて合成したら・・・・・・という発想がいいですね。シンプルな手順でつくった写真ほど不思議がられたりします。

nutsさん:

正統派写真を撮る方からすれば邪道なのかもしれません。でも、「傑作ヨキネタ写真展」で取り上げていただいたことで、また写真に挑戦する気持ちが湧き上がってきました!

種清先生:

写真に正統も邪道もないと思いますよ。好きな被写体を自由なアプローチで撮影できるのは写真愛好家の特権です。また新しい写真にチャレンジしてみてください。

1枚の画像を上下逆さまに合成!
不思議ワールドを作りあげた。
POINT
1枚の画像を上下逆さまに合成!
不思議ワールドを作りあげた。
わったさん、nutsさんありがとうございました。
キヤノンオンラインショップで使える
3,000円分のクーポンを差し上げます。

さらに種清豊先生お気に入りの
「ヨキネタ」写真にコメントをいただきました!

惑星IMOの構造物

kizanovさん
「惑星IMOの構造物」

「IMO」という表現がかわいらしいです。ジャガイモの表面を天体の地表のように見立てて、アニメに登場する架空の惑星のような演出です。農作物の表面シリーズは、まだまだ面白いものがあるかもしれませんね。期待しています。

めざし

kobouさん
「めざし」

多重露光でしょうか。ピントをずらしたカットと合わせたカットを重ねたような雰囲気。曇天が写り込んで不思議なヌメリ感があるのも面白いですね。何よりも鯉のぼりの数。風にほとんどたなびくことなく、ぶら下がっていることも、この写真を面白く見せているポイントですね。

開通25周年ライトアップ

こにっしゃんさん
「開通25周年ライトアップ」

タイトルは橋の開通25周年ということですが、露光間ズームによる撮り方がユニークです。まるで機織りのようにたわむワイヤーと夜景撮影によるライティングが際立つヨキネタ写真! これを見つけてこのように表現した視点が鋭い作品ですね。

雨あがる

エグさん
「雨あがる」

マクロや望遠でねらったクローズアップ写真かと思いきや、よく見れば玉ボケが妖精の顔のようになって浮かんでいる!? 偶然の産物なのか、あるいは創作の賜物なのでしょうか。半透明の玉ボケの不思議さが演出されています。想像力や夢が広がる一枚です。

奇妙な物体

プチマルさん
「奇妙な物体」

月のような物体が街に転がっています。それ自体が不思議なのですけれど、月から足が生えているようにも見えてさらに不思議。スローシャッターによる足元の微妙なブレが、あたかも球体が歩いているように錯覚させてくれますね。Niceヨキネタ写真! の一言です。

記事は下に続きます

コラム

「こんな写真どうやって撮ったの!?」というオドロキと遊び心いっぱいの写真=ヨキネタ写真を公開中。撮影・監修・解説は、写真家・種清豊先生です。インスタ映えも間違いなしのオモシロ写真ネタの宝庫です。


▶「写真で遊ぼう タネキヨのヨキネタ」を見る!

こんなにたくさんの「ヨキネタ写真」が届いています!

桜玉

yairin-mamさん
「桜玉」

明日に向かって

与太郎さん
「明日に向かって」

わて、急いでますねん。

TSUNAさん
「わて、急いでますねん。」

Upside-down

Chewiehueyさん
「Upside-down」

新緑のフィルター

XYhappyさん
「新緑のフィルター」

影分身の術 失敗

セナさん
「影分身の術 失敗」

「傑作ヨキネタ写真展」楽しんでいただけましたか?
傑作選は2回目となりましたが、以前にも増して皆さまの応募写真から
「ヨキネタ」っぽいユニークな面白さを感じています。
これからも継続して皆さまのヨキネタ写真に期待しています。
ぜひ こちら からご応募ください。
(コメント欄に「ヨキネタ」と入れてくださいね)
では、またお目にかかりましょう!