フォトいろは - 『和』を写そう ‐和を感じる写真の撮り方‐

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『和』を写そう ‐和を感じる写真の撮り方‐

日本ならではの花や風景、色鮮やかな和菓子や和雑貨。
和を感じる写真を楽しもう!

近年の、和食のユネスコ無形文化遺産登録、富士山の世界文化遺産登録などもあって、「和ブーム」は今後も盛り上がりをみせていく予感!生け花や着物、茶道などの和文化を楽しむ方が増えたり、こだわりの伝統工芸品やオシャレな和雑貨、和菓子などにも注目が集まっています。写真でもぜひ、「和スタイル」を楽しんでみませんか?

日本らしい景観を撮る

和を感じる建物の代表格は神社・仏閣などですね。歴史を感じさせるしっとりとした雰囲気が、とても魅力的。趣のある石段や苔むした庭、情緒溢れる路地など、撮りたくなる被写体がたくさん見つかるので、カメラ片手にのんびり散策がおすすめです。

日本らしい景観を撮るときのポイントは、桜や紅葉など、季節の花や樹木を背景にすること。それによって季節感を加味できれば、お出かけの記録としても大切な一枚になりますね。絵日記を綴るように、その日その日に出会ったトキメキをスナップしていきましょう。

ただ、撮影マナーにはお気をつけください。神社・仏閣などによっては撮影を禁止しているところもあります。そのような場所では、たいてい撮影禁止の看板が出ているので、確認をしてから撮影するようにしましょう。

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色鮮やかな彫刻がほどこされた神社の拝殿や閑静な竹林などで、日本らしい色を探してみましょう。日本庭園や水を白砂にかえて山水をあらわす枯山水なども美しい被写体になります。季節の花をいれたスナップにも、ぜひ挑戦してみてくださいね!

和な被写体を求めて、撮り歩き

田園風景にも、日本独特の景観や文化が見えてきます。あぜ道やさらさらと流れる小川など、観光地化されたスポットとは違う、飾らない魅力がたっぷり。

それから、昔ながらの商店街や下町には古きよき日本の雰囲気が残っていますよね。日本の人々の暮らしが息づく場所はとても落ち着き、ゆったりとした気分で写真散歩が楽しめますよ♪

最近では、古いと新しいが同居するエリアも各地で見られるようになりました。そういう場所には、おしゃれなカフェや雑貨店など、女子的には気になるショップがいっぱい!和女子ブームの流れから、生活雑貨や古道具なども和モノがたくさん並んでいます。細い路地などでは冒険心をかきたてられ、そこでフォトジェニックな被写体と出会ったときの喜びは、まさに宝探しの気分です♪

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一見、何気ない小川でも、まわりの植物をよく見ると日本を感じます。街中では古道具を扱っているお店や店頭にししおどしを置いているお店を発見!ふらりとはいったカフェの窓辺にはカワイイ和人形♪街でのスナップは「何を主役にするか」を意識すると、写真がまとまりますよ。

「和」、いろいろ

富士山の世界文化遺産登録は、大きな話題になりました。伝統工芸と今の感覚をあわせた富士山モチーフの和なプロダクトなんかも次々と登場しているらしいですが、和食器や和雑貨はシンプルかつ機能的で、ステキなモノが多いと思いませんか?彩りが鮮やかなモノも多く、被写体としても、とても魅力的です。

日本の伝統色といわれる和色は、ネーミングも美しく、茜色や萌黄色、飴色など、色名を見ただけでイメージがかきたてられます。これらの色をテーマにして、スナップを楽しんでみるのもよいですね。お気に入りの小物や和紙や千代紙、手拭いなどを背景にして、スタイリッシュな和を写し撮ってください。

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日本の象徴、富士山。見えたときは、ついつい写真に残したくなっちゃいますね。室内でも和の世界を切り取りましょう。素朴な趣きの和食器や和菓子などもフォトジェニックな被写体です。テーブルフォトは色の配色などで、遊べるのが嬉しいですね!

© SUZUKI TOMOKO

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