フォトいろは - 猫を操る撮影法 ‐猫の撮り方-

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猫を操る撮影法 ‐猫の撮り方‐

自由に動き回るにゃんこも思い通りに撮影できる!?猫じゃらし片手にLet's try

寝たい時に寝て、食べたい時に食べ、遊びたい時に遊び、飽きたらどっかに行っちゃう。
自由気ままなにゃんこは見ているだけでも癒されますよね。そんなにゃんこたちを自在に操って、かわいい写真を撮ってみましょう。お家で飼っていない方でも、猫カフェに行けば沢山のにゃんこと触れ合いながら撮影ができるので挑戦してみて下さいね。

猫のカメラ目線を撮るためには?

写真を撮ろうと思ってもこっちを見てくれずにそっぽを向いちゃう。そんな自由気ままな性格がにゃんこの魅力なんですが、撮影する時くらいは、こっちを見て欲しいですよね。そんなとき、にゃんこをカメラ目線にする為に必須なのが「猫じゃらし」です。飼っている方は必ず持っていると思いますが、にゃんこを撮影する時には何種類もの猫じゃらしがあると、とても便利です。にゃんこの好みは様々なのですが、形状や素材の異なる猫じゃらしを沢山用意しておけば、どれか一つは気に入ってくれます。また途中で飽きてしまっても、別の物に取り替えればまた新鮮な気持ちでじゃれてくれるんです。

にゃんこのお気に入りがわかったら、それを左手に、カメラを右手に持って撮影です。まずカメラを構えてにゃんこの目にピントを合わせます。そのまま左手の猫じゃらしをにゃんこの顔付近でちらつかせて猫じゃらしに集中させます。そして、猫じゃらしを素早くレンズのすぐ上あたりに引っ込めると、猫じゃらしを目で追ってカメラ目線になります。この瞬間に連写しましょう!上手くタイミングを合わせないと画面に猫じゃらしが入るので注意が必要。撮影時に左右の手が違う動きをする上に、俊敏性も問われるので練習してタイミングを掴みましょう。

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猫じゃらしをうまく使えば、動き回るにゃんこの動きを止め、カメラ目線にする事が可能です。集中しなくなったら猫じゃらしを変えたり、動かし方に変化をつけましょう。どうしても動いてしまう子はカゴなどに入れてあげると、意外とおとなしくなって撮りやすくなります。

猫の目線や動きをコントロールしよう

猫じゃらしを使ってカメラ目線の写真が撮れるようになったということは、にゃんこの目線を自由にコントロールできるようになったということです!画面の左側に向かせたければ猫じゃらしを左に、上を向かせたければ猫じゃらしを上に持って行けばよいのです。こうすることでにゃんこが何かを見ているような、物語性を感じる写真を撮ることができます。ただ、この方法だとにゃんこに近づかないといけないので広い画が撮れません。広い画を撮りたい時は、誰かににゃんこの目線をコントロールしてもらいましょう。二人一組で撮影する場合は、猫じゃらしの使い方がうまい人に手伝ってもらうと成功率が上がります。二人の息をうまく合わせて撮影して下さいね。

猫じゃらしをある程度うまく使えるようになると目線のコントロールだけではなく、様々な動きを撮ることができるようになります。自分の思った場所ににゃんこを誘導し、二本足で立たせたり、手を上げさせたり、ジャンプさせたりと、動きのある姿も思いのまま。しかもにゃんこは興奮すると黒目が大きくなり、可愛らしさがさらに増します。生き生きとした動きと表情を引き出してみて下さい。

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猫じゃらしの使い方次第で、大人しい姿も活発に動く姿も撮る事ができます。夢中でじゃれつく瞬間を撮ると、自分の想像していた以上に面白いしぐさが撮れることも。

猫のリラックスしたところを撮ろう

しばらく撮影をしていると、にゃんこが急にじゃれなくなることがあります。おそらく興味を無くしてしまったか、疲れてしまったのでしょう。ついさっきまで、あんなに楽しそうに遊んでいたのに突然そっぽを向いてしまう。なんて自由なんでしょう・・・でも、それこそが猫。どこか落ち着く場所に行って毛繕いをして眠ってしまうのでしょう。そうしたら猫じゃらしを封印して、今度はにゃんこのリラックスした姿を撮ってみましょう。

良い表情を撮る為にはにゃんこが完全にリラックスするのを待つ必要があります。不用意に近づくと、またどこかへ行ってしまうので注意しましょう。しばらく様子を見て、眠り出したら、そっと近づき撮影。クッションの上やキャットタワーなど、眠る場所は様々ですが、できるだけにゃんこの目線の高さで撮ってあげるとよいですよ。床で寝ているにゃんこを撮る時は、自分も寝そべって同じ目線の高さで撮影しましょう。

にゃんこが眠っている時は、じっくりと撮る事ができるので、背景に余計な物が入らないように構図にも注意してみましょう。また、ぷにぷにの肉球など、起きている時にはなかなか撮れないパーツを撮ってみるのも面白いですよ。

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眠った時はじっくりと撮影するチャンスです。普段は撮れないパーツのアップを撮ってみたり、構図を意識して撮ってみましょう。気持ち良さそうに寝ている所をきれいに撮れば、究極の癒し写真になりますよ。

*自由気ままなのら猫の撮り方はコチラ

かわいく、そしてワイルドに!

© OGAWA AKIYO & YUZAWA YUSUKE

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