みんな大好きなカフェ。そこにある、くつろぎのひとときと、かわいい被写体たちをフレームに。
スイーツや飲みものはもちろん、かわいらしいお皿やカップに、インテリア、雑貨、内装まで...カフェにはフォトジェニックな被写体があふれています。よく行くお気に入りのお店だったり、街を散策中にたまたま見つけたお店だったり、すてきなカフェで過ごしていると、ついつい写真を撮りたくなっちゃいますね。お茶を楽しみながら、カフェで写真を撮るコツ、ご紹介します!
近ごろのカフェには、ライブラリーカフェや旅カフェ、アンティークな雰囲気漂う古民家カフェなど、 いろいろなスタイルがありますね。
どのタイプのカフェでも、やはり主役はスイーツや飲みもの。それらの写真は、運ばれてきてから早めに撮影するようにしないと、時間の経過とともに形が変わってしまうものもあります。美味しくいただくためにも、まず、スピーディーに撮ることを心がけてください。
それから、フレームに入ってくるスペースはきれいに整えましょう。せっかくスイーツが美味しそうに撮れたのに、テーブルの上にある他のものがごちゃごちゃと写り込んでしまった...これはよくある失敗例です。その防止策のひとつとして、プレートをアップで撮影してもOK。アップで撮ることによって、対象をより美味しそうに見せることもできますよ。
また、カフェで撮影をする際は、室内で行なうことが多いと思いますが、その場合は光量が少ないため、手ブレをおこしやすくなります。なるべく明るめのテーブルをキープしたいところですね。
異国情緒あふれるカフェや一年中かき氷が食べられるカフェ、大人気のパンケーキカフェ、和カフェなど、いろいろなカフェがありますね。どの写真も余計な物が写らないように、スナップしています。アングルによって背景の見え方が変わるので、一番よく見えるアングルを探してくださいね。
カフェには、視覚的にも魅力的な飲みものや食事のメニューがいろいろと揃っていますよね。それらを撮るときには「何を一番見せたいのか」を考えてみるようにしましょう。
例えば、ラテアートなどを撮る場合は少し上からのアングルでないと、せっかくの絵がわかりにくくなってしまいますね。また、グラデーションになったソーダやジュースなどは、側面から撮ることで、きれいな絵になりますね。
アングルを決めて、まわりに余計な物が写り込んでいないかを確認すれば、あとはシャッターを押すだけ。グラスに入っている飲みものは、明るい背景を選べば透明感が出せます。テラス席や窓を背景にするなど、アングルに工夫をしてみてください。食事やスイーツの写真も考え方は同じです。美味しそうに見えるポイントを探してくださいね。
また、写真は色味によってイメージが大きく変わります。温かいものは暖色系、冷たいものは寒色系であると、美味しそうに見えますよね。イメージ通りの色になっていないときは、ホワイトバランスを変えてみましょう。実際の光とは違うモードに設定して遊んでみるのも楽しいですよ!
背の低いカップに入っている飲みものは、高い位置から中が見えるように撮る、また、背が高いグラスなどは横からのアングルがおすすめです。美味しそうに見えるポイントを見つけてみましょう。色によっても印象が変わります。自分好みの雰囲気になるように、ホワイトバランスで遊んでみましょう。
スイーツや飲みものなどの他に、カフェで注目したいのは、おしゃれなインテリアや雑貨など。外観がとってもかわいらしいカフェもありますね。
テーブルの上に置いてあるシュガーポットなどの食器や窓越しの風景、インテリアの一部だけでも、カフェっぽい雰囲気は写し撮れますが、その場合はアップで撮るのではなく、写真の中に空間をつくるようにすると、おしゃれな写真に見えますよ。
それから、テーブルなどに飾ってある花やグリーンからも、お店のセンスが感じられますね。
お店によっては、店内での撮影NGというところもあります。お店の方にひとこと、撮影をしてもよいかの確認をしておくとよいですね。まわりのお客様への配慮も忘れずに、楽しいカフェ時間を過ごしてください。
カフェ店内では、撮影マナーを忘れずに。お店全体ではなく、パーツを切り取るように撮るだけでも、お店の雰囲気は伝わりますよね。かわいい窓枠だけでも、すてきな一枚に♪
© SUZUKI TOMOKO
「フォトいろは」は、カメラ女子なら一度は撮りたいテーマや、トライしてみたい撮影テクニックをとり揃えたコンテンツです。カメラ初心者から、もっと上手くなりたい中級者まで、写真のヒントがいっぱい!
その他にも、さまざまなコンテンツが満載!