人間の眼には、1/60秒ほどで捉えた動感が見えているといわれています。青みがかった色調、夜明けの海を長秒撮影で捉えることで、海面は滑らかな鏡のように、また雲の動きをドラマティックに表現することができました。
一枚の作品のなかに写真でしか味わうことができない世界が凝縮されています。見たとおりに写すのではなく、つねにこのような世界を求めて写真を楽しみたいものです。
(講評・斎藤裕史)
吉野ヶ里遺跡での花火大会でしょうか。画面いっぱいの花火に加え、プラスアルファの要素としてライトアップされた展示物。両者の共演により、じつに華やかな作品になりました。事前にしっかりとした構図を頭に描き、しっかりと計算し、緻密なポジション選びをしていると思います。夜空に開く花火のタイミングを収めることは難しいものですが、技術的にも完ぺきではないでしょうか。
(講評・斎藤裕史)
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、国内最大規模の熱気球大会。私も訪れたことがありますが、嘉瀬川河川敷から次々に舞い上がるこの光景は、何度見ても感動します。 川面への映り込みを天地対称のシンメトリーで捉えました。映り込みを捉えるためにはアングルを低くする必要がありますが、しっかり意識されたアングルです。やや暗かったのが残念です。しっかり露出補正をかけて、秋のさわやかさを表現しましょう。
(講評・斎藤裕史)
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