Close

こんなときどうする!?01|EOS流機能活用術

Q.逆光時でも顔を明るく撮りたいときは?

作例(顔が暗く撮れた例)

オートライティングオプティマイザ「しない」で撮影

赤ちゃんの目はとてもデリケート。近距離でのストロボ発光は御法度です。でも、こんなふうに逆光気味のシーンでは、顔を少し明るく撮りたいですよね。そんなときはEOSに備わっている、ある「機能」を活用します。さて、ポートレート撮影全般に効果を発揮するEOSの機能とは?

↓

写真の明暗の調整を自動で行い、適切な明るさの画像に仕上げる機能。

A.オートライティングオプティマイザ

Auto Lighting Optimizer

作例(顔が明るく撮れた例)

オートライティングオプティマイザ「強め」で撮影

オートライティングオプティマイザは、露出が背景に影響されやすく顔が暗くなりがちな逆光時のポートレート撮影で使ってみたい機能です。「顔検知」機能を搭載したカメラなら、逆光での人物撮影に効果的。露出が背景に影響されて顔が暗くなりがちな逆光時でも、顔がすっきりと気持ちのいい明るさに! 目への影響があるのでストロボ光を使えない赤ちゃんの撮影では、ぜひ活用したいですね。

    注意ポイント
    • ●
    • 撮影条件などによっては、ノイズが増えることがあります。
    • ●
    • 効果が強すぎるときは、「弱め」「しない」に設定しましょう。
オートライティングオプティマイザのアイコン

設定方法 設定方法

  • メニュー画面
  • →
  • オートライティングオプティマイザ設定

EOS 7D Mark IIを例に、設定方法を説明します。メニュー画面のカメラマーク「撮影タブ」の2番目のサブタブから「オートライティングオプティマイザ」を選択。「SET」ボタンを押して設定の選択に進みます。効果は「しない/弱め/標準/強め」の4種類。初期設定では「標準」に設定されています。

オートライティングオプティマイザ 使用例 オートライティングオプティマイザ 使用例

  • オートライティングオプティマイザ使用例「しない」
  • しない
  • オートライティングオプティマイザ使用例「弱め」
  • 弱め
  • オートライティングオプティマイザ使用例「標準」
  • 標準
  • オートライティングオプティマイザ使用例「強め」
  • 強め
こんな場面で活用!
①

人物などストロボを
発光させたくないとき

②

風景など被写体にストロボ光が届かない場面

③

シャドーを生かしたい
ときは「しない」に設定

・登録している機材の取り扱い説明書はキヤノンイメージゲートウェイのサポートページでご覧いただけます。サポートページはこちら。

※CANON iMAGE GATEWAYにご登録されていない製品は表示されません。お持ちの製品の追加登録をお願いします。

プロ写真家 出水先生の撮影術

「生い茂った密林に横たわる赤い植物に光がさし込む」場面をイメージして撮影した作品です。私のように撮影意図がはっきりしているなら、オートライティングオプティマイザは「しない」に設定しています。この機能を活用すると、せっかく中央の光以外を暗く落としておきたいところが、明るくなってしまい適さないことがあるからです。撮影意図に合わせて使いこなしてくださいね。

出水先生作品 オートライティングオプティマイザ「しない」

オートライティングオプティマイザ「しない」で撮影

出水先生作品 オートライティングオプティマイザ「強め」

オートライティングオプティマイザ「強め」で撮影

「RAWモード」なら撮ってから調整

RAWモードライン01

RAWデータなら、カメラで設定したオートライティングオプティマイザの設定内容をあとで変更することが可能です。付属ソフト「DPP(Digital Photo Professional)」を使って、現像する際に反映できます。「しない/弱め/標準/強め」の効果の違いを見比べてみましょう。

※キヤノンのRAW現像ソフト「Digital Photo Professional4(DPP 4)」を使用している画面です。

・「DPP 4」の詳しい説明とダウンロード(無料)はこちらから。
※お持ちの機種が「DPP 3」対象の場合は、同梱されているCD(EOS Solution Disk)からインストールしてください。製品付属CDがご利用になれない方は下記よりダウンロードいただけます。必要なソフトウェアを選択してインストールしてください。

・「DPP 3」Windows版

・「DPP 3」Mac OS版

DPP4での調整
RAWモードライン02