雨作品1

水溜りの映り込みと波紋で「雨の日」を表現

水溜りに映る雨粒が作り出した小さな波紋。写り込みを含め雨の日を象徴する一枚に仕上がります。点景に添えた緑の落ち葉で、地味な彩度の写真にアクセントをつけています。シャッター速度の設定により波紋の様子が大きく変化するので、いろいろと変更して撮影することがポイントです。

EOS Kiss X4・EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM・1/30・F5.6・-1/3補正・ISO100・WBオート・撮影:種清豊

雨作品2

水滴にクローズアップ。浅い被写界深度で目線を誘導

歩道橋の金属の手すりに付着した無数の水滴です。真横からねらわず、ちょうど手すりに沿うようにして撮影。やや望遠気味の焦点距離の浅い被写界深度で、水滴の一部にピントを合わせて、目線を一点に集中させています。

EOS Kiss X4・EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM・1/500・F5.6・+1補正・ISO400・WBオート・撮影:種清豊

雨作品3

しずくの動きにも注目してみる

軒先から落ちてくるしずくの様子。土砂降りのなか雨宿りをしていてふと見上げたところに見えた情景です。軒先のフチにピントを合わせ、高速シャッターに設定し、落ちていくしずくの動きを写し止めてみました。二度と同じ形にはなることがない、まさに写真だからこそ観察できるしずくの様子です。

EOS Kiss X7i・EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM・1/640・F5.6・-2/3補正・ISO800・WB太陽光・撮影:種清豊

ポイントまとめ

晴れた日ばかりが撮影日和というわけではありません。水滴や波紋、水溜りなど、雨の日だからこそ撮影できるフォトジェニックな素材に、グッとクローズアップしてみましょう。

1)水溜りの映り込みと波紋で「雨の日」を表現

2)水滴にクローズアップ。浅い被写界深度で目線を誘導

3)しずくの動きにも注目してみる

写真・解説 種清豊

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