自転車作品1

スポークが形作る均整のとれた模様にアップしてみる

タイヤ交換可能なスポーツ用自転車の車輪中心部、スポークの基部となるハブにクローズアップしました。金属製品のもつ機械的な構造美がスポークの細さから感じられ、また自転車そのものを見せなくても、それが何かをしっかりと伝える特徴的な部分をねらっています。

EOS M・EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM・1/20・F5.6・-1補正・ISO800・WBオート・撮影:種清豊

自転車作品2

影だけでも十分に被写体そのものの様子を伝えることが可能

地面に落ちた自転車の影です。車輪および前かごの影だけで自転車とわかるということは、いかに自転車が身近な存在=見慣れた被写体かということではないでしょうか。非常にフォトジェニックな素材だからこそ撮り方の工夫が必要でしょう。

EOS Kiss X8i・EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM・1/320・F11・-2/3補正・ ISO200・WBオート・撮影:種清豊

自転車作品3

明暗を活かしてコントラストの高い画面に

道路脇に放置されていた赤い自転車。鈍く光るアルミのリムと黒いタイヤとのコントラストをねらっています。輝度差(明るい部分と暗い部分の明るさの度合いの差)のあるドラマチックな表現のなかに赤という強い差し色を入れて、目に飛び込んでくる視覚的効果を一層強めた印象の写真に仕上げています。

EOS 7D・EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM・1/1000・F5・-2/3補正・ISO100・ WBオート・撮影:種清豊

ポイントまとめ

街中どこでも見かける自転車。見慣れた被写体だけに、なかなか撮影しないかもしれませんが、自転車全体をねらわず、パーツにアップしてみると面白い発見があるかもしれません。

1)スポークが形作る均整のとれた模様にアップしてみる

2)影だけでも十分に被写体そのものの様子を伝えることが可能

3)明暗を活かしてコントラストの高い画面に

写真・解説 種清豊

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